大脳皮質は、カーナビのモニターと同じく、カラダの部位を地図のように現しています。筋肉には、筋紡錘、腱には、腱紡錘というGPSセンサーが、付いています。GPSセンサーから受け取ったカラダの隅々のデータを、反射の信号が、神経を伝って、大脳皮質へ伝えますと、神経・血管・筋肉・臓器が、弛緩します。それが、人間です。
300種ある「やまおく体操」のうちの人気のある30種を選び運動処方に応用していますが、全て不随意的(無意識)な運動として動かしていますので、筋肉を通じて、脳に反射の信号を返してくれます。また、数種の「やまおく体操」を組み合わせると、各種カラダの悩みを解消してくれますが、この動作による正しい神経伝達のデータは、内部モデルとして、ハードディスクである小脳に保存されますので、望ましい動作を誘導するようになりますので、子供の良い発育を促したり、ご高齢の方々の寝たきり期間と短縮、スポーツ選手のパフォーマンスアップにもお役立て頂けます。
この仕組みは、元々あったものですので、僕が、発明したことではありませんが、筋肉の収縮・弛緩・伸張の中で、伸張の部分にある間合いを持たせると、脳卒中等で麻痺が残る方々に対して、早期回復させることを発見しました。これが、僕のオリジナルです。
この効果的な運動処方を多くの運動指導者さん達に、ご活用頂いて、運動指導を受ける側の方々が、幸せな気持ちを味わって欲しい。運動指導を提供する側も幸せな気分を味わって欲しい。その思いで、この手法をお届けしています。
2030年、年金を頂く側が、年金を納める側の人口を超えると予測されていますが、それまでに、当たり前の健康法として、世の中に広めたいと思っています。